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ここがわたしの居場所~ユースセンターまぁぶる開設~

こんにちは! 地域学校協働活動統括推進員の森年雅子です!

地域学校協働活動とは、地域住民や民間企業、様々な団体・機関等の参画を得て、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校がパートナーとして連携・協働して行う様々な活動のことです。
学校の中では学べないことを地域で学んだり、多様な価値観と触れ合ったりすることで子どもたちの学びの質は高まると考えます。また、地域と学校がパートナーとなり、一緒に活動する場は、子どもたちの自己肯定感を高めるだけでなく、地域コミュニティの発展にもつながります。

実は、真庭市内の各学校(各地域)に「地域学校協働活動推進員」と呼ばれる、学校と地域を繋ぐキーパーソンがいらっしゃいます。私は、推進員さんたちとともに、子どもたちによりよい教育を届けるための仕掛けを考えるお仕事をさせていただいています。

さて、今回は、そんな森年が活動を進めていく中で重要だと感じている「居場所」についてご紹介いたします。子どもたちがのびのびと成長するには、「学校」「家庭」「地域」の3者がうまく融合して子どもたちの居場所を創ることが必要だと考えています。
そんな居場所の1つ、2023年9月にオープンした真庭市久世にある「ユースセンターまぁぶる」をご紹介いたします。

ここは、10代の集い場。
学校でも家庭でもない第3の居場所として、多くの子どもたちが放課後や休みの日に利用をしています。
いったいここで10代は何をしているのでしょう…?

入館してみると、まず目に入るのが駄菓子屋さんスペース。
ここの駄菓子は子どもたちの声をもとに入荷されているそうで、店長はなんと中学生!
さわやかに出迎えてくれます。

そして、広々とした土間スペースには卓球台が。
ここで世代を超えて卓球対決が繰り広げられます。楽しそうな声が館内に響いています。

また、1階のプレイフルルームにはたくさんのマンガ・本やギター、ボードゲームやバランスボールなど、楽しめるグッズが盛りだくさんです。友達やスタッフとおしゃべりしたり、創作活動をしたりすることもあります。

そして、2階の学習スペースは、10代がプロジェクト会議をしたり、テスト勉強をしたり、入試対策をしたりと、各々の目的に合わせて活用しています。

そして、このユースセンターまぁぶるのコンセプトは「自分たちで創る自分たちの居場所」。
施設内のルールやイベント内容など、10代が自分たちで計画や立案し、実行にうつしています。
ハロウィンイベントでは、キッズにお菓子を配ったり、ビンゴゲームを開催したりと誰もが楽しめる空間を10代が自ら創り、大盛況でした!

子どもたちの意欲と創造力を伸ばす場として、ユースセンターまぁぶるは活用されています。
学びと遊びが融合した、なんとなく落ち着く場所、それがユースセンターまぁぶるです。
普段、地域学校協働活動統括推進員として働く中で、子どもたちの学びの場を創出する大切さを強く感じています。学校でも家庭でもない、地域に居場所があることが、子どもたちの学びに向かう力を一層伸ばすことに繋がります。
多様な価値観が混ざり合い、子どもたち自身が新たな価値を生み出すことで、町も明るく元気になっています!

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ユースセンターまぁぶる
住所:岡山県真庭市久世2477番地
開館:水曜日・金曜日16:00~20:00、土日は不定期開館
(Instagramやホームページでスケジュールをご確認ください)
運営団体:NPO法人manabo-de
団体ホームページ:https://manabo-de.jp/
問い合わせ:manabode2020@gmail.com
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今後、真庭市内における居場所について、紹介していきます。
お楽しみに~!
森年雅子(真庭市地域学校協働活動統括推進員)

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