我が子の「いいとこ」みっけしてみましょ
【非認知能力」のことをみなさんはご存じですか?】
TVCMのなかでも「非認知能力」という言葉を使っているのを見かける事も増えたように感じます。
ここ数年でよく耳にするようになってきたので、子育てで新しく出てきた考え方のように見えますが、実は昔からある考え方のようです。
さて、先日このサイトのイベントコーナーでご案内(詳細はコチラ)していましたが、その初回講座が6/20(木)に開催されたので、その様子を見学に行ってきました。
参加者は12名。
お子さんの年齢もさまざまだったり、小学生以上のきょうだいがいらしたりと、幅広くご参加でした。
講座中は、「サポートあい」のご協力で託児もあり、お子さんを預けてのご参加の方もいらっしゃいました。
いや~、勉強熱心の方が多いなぁと私は感じました。
参加前に少しお話をしていると、
「気になっていたテーマで、無料で学べるから参加したの。」
「自分の子どもとどう向き合ったらいいかなと思って参加した。」
「怒るばかりしてしまうから、これを学んだら少し良くなるかなと思って・・・」
という参加の方もいらっしゃいました。
【こんなテーマですすめます】
全3回のこちらの講座。下の1冊のテキストを元に進められます。
初日の今回は、 基本の基の部分のお話でした。
【ガイダンス編】
・なぜ今非認知能力なの?
・非認知能力ってどんなもの?
など
【実践編】
・非認知能力を育むために、大人として子どもとの関わり方の講座とワーク
・非認知能力レンズの使い方と伝え方
など
講座中には、一人で取り組むワークと参加者同士が交流する時間が設けられていて、自分自身の振り返りと、他の方のお話を伺うことで新しい視点や考え方の獲得ができる。そんな時間でした。
【参加者の声】
講座前後や休憩時間に聞こえてくる保護者の言葉のなかには
・わかりやすい。実践してみようと思う。
・自分が「非認知能力レンズ」を持っていることに気づけた。使ってみようと思う。
・子どもの年齢にあった声かけが大切だと思った。
・自分が子ども役をしたときに、すごくうれしく感じた。子どもにもしようと思う。
などなど
いろいろな声が聞こえてきました。
別のある保護者向け研修の中で、講師の方がおっしゃっていた言葉
「親は子どもと一緒に親として育って行けばいい。」
周りの目や親自身の考え方から、完璧な親でなければ・・・・
そんな風に思っている保護者の肩の力を抜いて、心の重荷を少し降ろせたのではないかなと思う言葉でした。
今回の講座でも、ファシリテータの「ふらっと」の皆さんからは、保護者に対して「大丈夫だよ~、頑張ってるね~、出来てるよ~」などの承認や褒め言葉のシャワーがかけられていたように感じた会場でした。
研修後、心なしか、参加された保護者の方の表情が緩んでいたように見えました。
今回ご参加のみなさんは、次回までの宿題を自宅で取り組まれます。
次回は、応用編となります。
みなさんからどんなお声が聞こえてくるか今から楽しみです。
(文責:真庭市郷育魅力化コーディネーター 秋田智恵子)
【この件に関するお問合せ】
真庭市教育委員会生涯学習課
(TEL) 0867-42-1094