
【後編】地域で一緒に遊ぼう!『遊びの日』の魅力 ~家庭教育支援チームふらっとの取組~
前編では、今年度の第一回の「遊びの日@八束小」の報告をしました。
後編では第2回の開催について報告します。
第2回
12月1日(日)
遊びの日@天津小学校

今回は地域主催のイベントとのコラボレーション的開催となりました。
会場になった天津小学校では毎年、地域の方が主体の実行委員会で、イルミネーションが実施されていて、その点灯式の日の午後の時間を使って、「遊びの日」を開催しました。
運営メンバーは
家庭教育支援チーム、天津イルミネーション実行委員会、天津小教職員、天津小学校運営協議会、天津小学校地域学校協働本部、プレーリーダー
事前打ち合わせ
初回の顔合わせ兼運営会議で集まった皆さんは、
地域学校協働活動推進員の方からの声掛けで参加。
地域で様々な活動をしてくださっている皆さんでした。
「遊びの日って何?」
「どんなことをするの?」
そんな疑問が沢山ある中で、担当者が丁寧に説明。
参加者の中で、実施内容が腑に落ちていくと、どんどんとアイデアがあふれ出し、当日やってみたいことも膨らんでいきます。
「リーム回ししたいなぁ」
「それだったら、自転車の解体からやったらおもしろいんじゃない。」
「あ、うちに使わなくなった自転車あるよ」
「それなら、持ってこれるよ。」
「当日来れないけど、うちにある七輪使って」
「イルミネーションに使わなかった電飾の余りがあるから使えるかな」
などなど、会話が膨らみ作戦会議も盛り上がります。
迎えた当日の様子
まずは顔合わせと今日のスケジュールや目線合わせのミーティングをして、会場準備。
沢山の持ち寄りで遊びが広がります。
お昼からのスタートだったので、最初の出足は少なく、どうなるだろう‥という声が聞こえてきそうな時間もありましたが、集まっている大人がその場を楽しみながらこども達を待ちます。
やってきたこどもたちも、何やったらいいのかなぁと言う様子を見せながらも、徐々に遊び心に火がついていきます。
「火おこし」の道具を使って火をおこし、七輪の炭をおこしていきます。

「何をしようかなぁ」という子に「自転車からリームを取り出すのをやってみたい?」と声をかけると「やってみようかな〜」の反応。
自転車の分解の道具を持つスタッフに一緒に声をかけて分解がスタート。
結局その子は最後まで分解を楽しんでいました。


最終リーム回しができるくらいになった時には、終了間際。
完成したリームを回して遊んでいる子もいましたが、こども達にとっては、分解が面白かったようです。
地域の方とこども達で、イルミネーションも作成しました。お星さまとツリー。
これらは、夜の点灯式で無事に点灯して、フォトスポットになっていましたよ。

そして「落ち葉プール」と「どんぐり転がし」は、ただただ遊び続けているそんなコーナーでした。


段ボールでベットを作った子がいて、作ったベットに穴を開ける子がいて、開いた穴を見つけて、「落とし穴をつくろ~」と言う子がいたり、「足湯~」と足を入れる子がいたり、「中に何があるだろ~」と入る子がいたり・・・
一つのあそびでも思い思いに遊びを展開するこども達。

振り返り
運営スタッフの声
・初めてのことで、正直どうなるかと思っていたが、やってみて良かったと思う。
・こどもたちのことを、いつもよりも客観的に見れた。
・こども達の遊びの展開が広く、お父さんの姿も見られたのはよかった。
・自転車解体が思いのほか大変だったが、面白かった。
・普段できないことができた。
・こどもたちの笑顔が沢山見れた。保護者同士のコミュニティーも広がったように感じる。
などなど、今後の地域での展開が楽しみになる声を沢山伺うことができました。
その後、元々予定されていたイルミネーションの点灯式に参加させていただき、地域の方が当日の日中の様子をまとめてくださった動画を見ながら、いい時間だったぁと改めて振り返りをしました。
ぜひあなたの地域でも
前編・後編と分けて報告させてもらった、家庭教育支援チームふらっとの行う「遊びの日」。
いかがでしたでしょうか?
「地域のこども達に何かできることはないか?」
「地域のこども達と一緒に何かしたい!」
そんな想いを持っている方が集まると様々な化学反応が起こります。
そして、「遊びの日」はそんな想いの在る地域の皆さんを繋ぐ活動の支援となっています。
もしも、「自分の地域で・・・」と思われた時には、是非一度ご相談ください。
ご相談・お問い合わせは
真庭市家庭教育支援チーム ふらっと
事務局:真庭市教育委員会生涯学習課内 (藤木)
〒719-3292
岡山県真庭市久世2927-2 真庭市役所本庁舎3階
0867-42-1094
(文責:郷育魅力化コーディネーター 秋田智恵子)